自宅でのかつらカラーの仕方について
人毛を使用しているかつらの場合、期間が経過すると毛髪の退色が起きます。
毛髪の退色が生じた場合は、自毛と同じようにカラーを実施することが可能です。
カラー自体はサロンにて実施いただくことが好ましいのですが、何かしらの理由により自分自身で実施する際は注意が必要になります。
実施可能なカラーは、基本的にはトーンダウンのみになります。
トーンを上げることは可能ですが、希望色に仕上げるにはかなりの技術と知識が必要になり毛髪を劣化させる原因につながりやすいので自身での実施はおすすめしません。
自宅でトーンダウンを行なう際は、毛髪に付着しているスタイリング剤は事前に取り除く必要があり、処理することで統一感のある仕上がりになります。
また、かつらのベースにカラー剤を付着させるとベースからカラー剤がとれなくなりますので、塗布する際は毛髪の根本には塗布しないようにする必要があります。
尚、カラーを実施する際に選択するカラーレベルや毛髪のダメージ具合によっても実施時の注意点は異なる為、不安な場合は自身での実施は控えていただくことをおすすめします。
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