抗がん剤治療後の自毛再生について
抗がん剤や化学療法などの副作用で自毛の脱毛が生じた後の自毛再生の仕方には個人差があります。
通常は治療を終えた段階から約1カ月前後で自毛再生が始まります。
以前と同じように問題なく自毛の再生がされる方と以前のようには再生しない方と様々です。
再生傾向で多いケースが、襟足のみ又は頭頂部のみなどと部分的に自毛の再生が遅れるケースや以前は直毛だった毛髪が縮毛状態で再生してきたりするケースです。
その他にも白髪混じりだった毛髪が黒髪のみ自毛再生されたり、頭頂部が薄かったのに毛髪密度が濃くなったりするケースなどがあります。
基本的には一時的な副作用な為、毛髪周期の関係で最終的には以前の状態に戻っていくのが現状です。
また、縮毛で再生したから縮毛矯正で直したり、カラーなどは刺激が強い為、基本的には行わないほうが良いとされています。
自毛の再生段階で毛髪の長さに不揃いが出た場合は、放置せずに毛先のカットをしておくと毛髪の絡みを防ぐことができます。
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