人工毛の種類について
かつらに使用する人工毛の種類には耐熱性かどうかという点で使用方法が大きく分かれます。
耐熱性でない人工毛の場合の多くは、化繊やナイロン製のものが多くファッションウィッグや高級人形などに多く使用されています。
コスト自体は、かなり抑えることが可能な反面、見た目での自然感や耐久性においての低下は避けられません。
基本的にファッションウィッグの場合は、ヘアスタイルを楽しむという点で毛質が向いているという点があり、どちらかというと遊び感覚的な要素が強いとされています。
また、熱に弱い為、ドライヤーの使用はもちろんのことシャンプー時にお湯を使用することもできません。
耐熱性のある人工毛にも種類があり、形状記憶力のあるものとそうでないものや耐熱温度が低いものや高いものまで様々です。
耐熱毛は、かつらを使用し易くする目的がある為、かつらに人工毛を混合又は単体で使用する場合は、特性の事前確認が必要になります。
また、人工毛が劣化した際の状態や対応方法を把握しておくことも重要です。
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